もうあの時は取り戻せない

改稿に改稿を重ねて9枚分のエッセイを書き上げ、いざ印刷してWriting centerに持ち込もうとすると… あれ、あれれ?図書館のMacデスクトップがなんとフリーズ。恥ずかしいことにMacでの強制終了のショートカット方法を覚えていない為にヘルプを呼びに行く。


やって来たお兄さん。


「いやー、こう言う場合は再起動ですよ。」


と述べてからふと私のUSBメモリに目を留め


「あ、これ君の?これは外さないとね。」と言い出す。


「いや、あなた、この状態でまさかポンっとメモリを抜くつもりじゃーありますまいな?え、パソコンがシャットダウンしてないその状況でメモリに手をかけた?いや、まさか? うぎゃーーーーー!」




はい、システムが完全にシャットダウンしないうちにメモリを抜かれました。




お察しの通り、デスクトップが復活してから差し込んでみても読み取り不可能。ウィンドウズではここまで敏感に反応しないけれど、マックでこれをやるともう致命傷。慌てたお兄さん、ヘルプデスクにいた他のスタッフに私のメモリちゃんを手渡し、「よろしく」と。それからネット上にあるメモリリカバリーソフトをゲットして復活させる試みをしましたが、時既に遅し。肝心のエッセイのファイルはズタズタにされて修復不可能な状態に。


Do It Help Deskと言うテック専門のセクションに行けばもっと良い仕事をしてくれるよと半ば投げやり状態でメモリちゃんを返され、そちらに行ってみてもらうと、


「あれ、もう何もファイルのこってないですよ。完全にリフォーマットされてますね。」だと…。 


ご臨終。 最後の最後にまた余計なことをしてくれて。




素人臭いことに、今回ラップトップの方にドキュメントを保存していなかったため、振り出しの2ページへと戻ってしまいました。あぁ…。




早々と教授にメールを出し、事情を説明し、ギブアップ宣言

明日火曜日の提出期限を木曜日まで延期してもらいました。


でも一度完璧!と言う所まで書き上げたエッセイをまた一から書き直す気なんて全く起きません。取りあえず何と書いたか思い出しながらこの3時間で8ページまで復活させましたが、またこれから改稿と引用文章を本から探し出さねばならないのかと思うと気が重い。




図書館のお兄ちゃん、お金もらって仕事してるならもうちょっと良い仕事をしてくれ…。


ファイト。