珍しいゴージャスナイト

行って来ました、Twelve Angry Menの公演!
12人の陪審員が、父親を殺害した少年を無罪にするか有罪にするかを、永遠、密室で論議するストーリー。密室なだけあって、場面がずっと変わらなかったのがちょっと残念だけど。

一番前の席でした!足が広々伸ばせてよかった〜♪


この話の中の陪審員達もそうだったけど、彼らは普段は全くの一般人。そんな人が、ある少年の生死を決めるのだからそれはとても大変なことだと思います。
裁判での弁護士のやりとりって言うのは凄く面白いと思う。ひとつ、事実としてあることが、取り方、言い様によって、様々な可能性に広がる。それをどう論理づけて、戦わせていくか。一種のパズルゲームみたいなもんだな、と思う。でも、何が真実かさえ見分けられない人間が、他人の生死をかけて、白か黒かをはっきりさせなくちゃいけないってのが裁判。怖い。でもそれが人の限界だ。なんだかそうゆうことを考えてると、人って虚しいなぁ〜なんて思ってしまう。
ま、実際、100%確実なことなんて、この世の中にはないんだけど。
なるべく裁判とかそういう物とは一生関らなくてもいい生活をしたいものです・・(笑


内容が重いだけに、色々と考えてしまった金曜の夜でした。
ライさんが好きな作品って言うのもわかるな〜。