スイス村の音楽会
先週末はNew Glarusと言うマディソンから45分ほど車で行ったところにある町へ行ってきました。この辺りはライさんの生まれ育った村も含めてスイス移民が多い地帯。この辺りにやってくるとアメリカの国旗だけではなく、スイスの国旗もあちらこちらに見ることができます。
8月1日にスイスの独立記念日があるそうで、それに合わせてスイスの伝統音楽野外コンサートが行われました。
入場料は一人7ドル程でしたが、一緒に行った韓国人の友達と私を見た係の人は、私たちがホームステイで英語を勉強しに来た高校生だとでも思ったのか、無料で通してくれたのでした♪ 私たちのように外から来た人にお金を落としていってもらった方が良いのではないかと思いますが、逆に村の中で上手くお金が回っているのかもしれません。
アコーディオンのデュエットに始まり、小さい女の子からおばあちゃんおじいちゃんまでのそれぞれのヨーデル、アルプホルンの演奏などを楽しみました。
周りでやたらとドイツ語が飛び交っていると思ったら、スイスからヨーデル楽団のゲストの方達が座っていました。こう言う時ドイツ語もできたらいいのになぁと思いますが、また今度。
ステージの脇にはこれまた手作りな感じでバーベキューされたホットドックやブラット、New Glarusで作られている私の、皆のお気に入りのSpotted Cowを売っている売店があります。それらを両手に抱えて田舎の青空の下でのコンサート。最高です。
他にもこのアルプホルンのおじさんたちが楽器を運ぶ際、長過ぎて頭上の木の上にぶつかりそうになっていたり。なんともアットホームです。
背中に当たる強烈な日差しに焦がされ、膝の上に2回も上ってきた直径20センチにもなる蜘蛛(巨大でした!)に失神しそうになるハプニングもありましたが、典型的な夏の日曜を満喫できました。
地元のヨーデラー達。
牛の首に付けられる鐘。なかなか重そう!これを鳴らすとヨーデルに深みがつきます。
アルプホルンのベル部分。スイスの国旗とイラストが描かれていてかわいいです。
この後この町に来る時はいつもお楽しみのベーカリーに寄り、クリームホーンとデニッシュ、アップルターンオーバーをゲット。その隣の隣位(?)にある入り口の花ネックレスをした牛が目印のお店でまた色々な種類の変わったチーズ達を購入。
ここには美味しいオランダのストロープワッフルも並んでいて、つい日本のお母さんがストックにごっそり持っているところを思い出しました。今年は日本に帰らなかったから、トレーダージョーズのキャラメルバイト持って帰れなかったなぁ。お母さんのストックは大丈夫でしょうか?(笑)
そしてウィスコンシン発のバーガー屋さんCulversでシェイクを飲んでからマディソンに帰りました。良い音楽に、酪農地ならではの美味しい食べ物、ビールとウィスコンシンライフ、どっぷり楽しんでいます。