読書の秋第一弾：シェアビジネスとリーダーシップ

アメリカへ戻る前に、日本語で読めるだけ読んでおこうと沢山本を積んでいる今日この頃です。自分の記録のためにここにメモしておきます。

シェア <共有>からビジネスを生みだす新戦略

新しいビジネスモデルでありながら、新しいライフスタイルをも提案するシェア、と言う仕組み。日本に帰って来て本屋をブラブラしていて良く見かけるキーワード、断捨離とも繋がる、現代人にサポートされやすい発想だと思う。大震災の後で、どの範囲まで物を所有する必要があるのかも考えさせられた後で興味深い。

事例として色々なシェアビジネスモデルが紹介されていたけれど、その中でも身近に感じたのが

• craigslist

簡素な掲示板機能のウェブサイトで個人同士がありとあらゆる取引をしています。私もここで自分の車を売りに出したり、エアコンを中古で買った値段で売りに出してプラマイゼロ、なんてこともありました。

• netflix

言わずと知れた、定額で好きなだけDVDを延滞料なしで借りれるシステム。ネットでオーダーするのでレンタルショップに行く手間も省ける

他にも子供の服やおもちゃなど一時的にしか必要のない物をシェアで済ませるのも便利。コミュニティーカーやシェアオフィス、空き部屋の貸し出し、はたまたソファーまで旅人にシェアするcouch surfing (これには面白い話があるのでまた時間のある時に別で書いておきたいかも)などのアイディアも載っていました。インターネットと言う人を広範囲で繋げられる基盤があって成り立つんだなと。他人とシェアするには相手が信頼出来ないとなかなか難しいけれど、GPS機能や他者評価などである程度補える部分もあるみたい。

本物のリーダーとは何か

あまり好きではない文章の構成に（英文訳されているから不自然なのかも）、Organizational Behaviorの授業でカバーされたような、どこかで聞いた事のある話感が否めませんでした。
そんな中で興味深かったのがEmotional Wisdom(心の知恵)として９０人のリーダー達が実践していたとして紹介されていたのが

1. ありのままの相手を受け入れる
2. 過去にとらわれず、現在の視点から人間関係や問題に取り組む
3. 親しい仲にも礼儀
4. リスクのあるタスクにおいても相手を信頼する
5. 賛同、評価がなくても行動する

リーダーシップとまではいかなくても、対人関係を保つ秘訣として役に立ちそうな感じ